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バトル

バトルをします。ネタバレ有

ドクター・ストレンジ

ナイスバトル。前回早くも忘れたので回収をしました。

ストレンジです。CGがないと無理系なのですが、逆にCGがない時代のこいつも観たい。もし80年代までにやってたらカルト化した気もする。

私は魔法とかそういう系があまり好きではなく、こいつはもうひとつ科学的なこじつけが欲しかったです。世界観に説得力がないので乗れなかった。

画自体は劇場で観ないとあんま意味ない系だと思うので、どうせなら劇場で観ましょう。なんだかんだでどちらかと言えば楽しめた方なんじゃないでしょうか。

なんか缶バッチがめちゃくちゃ忙しくて実は顔映ってないシーンは別人みたいな話をどっかで読んだのですが、観てる間は別に気にならないので、気にしなくていいでしょう。気にしないのは大事。そう、メンタルも、、、

できれば鑑賞後にエスカレーターに乗りましょう。テンションが上がります。ナイスバトル。

ザ・コンサルタント

ベンアフがだいぶ序盤から普通に強そうに見えるので、単なる「舐めてた相手が殺人マシーンでした物」というよりその変形だと思いました。強そうだな、と想像してたレベルより遥かに強い的な。今回はベンアフのベンアフ力(ぢから)にかなり持っていかれました。役者のスキルが爆発して異常な説得力があるという意味で『ナイトクローラー』を連想したりなんかもしました。「わかる」と言って射殺するのとか、いいですね。ケンドリックラマーとお話するときに心底嬉しそうなのが童貞っぽくて可愛かったです。それにしてもあのフラッシュはなんなんでしょうか。

マグニフィセント・セブン

この間初めてスパムを食べました。スパムゲッティ。表面をカリカリになるまで炒めてから塩を出すために水を入れてしばらく煮込んで、水溶き小麦粉でとろみを付けて最後にトマト缶とレモン汁を投入したものにスパゲッティを和えるという、小林銅蟲先生のブログに載ってたやつをやったのですが、臭くて俺は駄目でした。スパムは多分人によって好き嫌いが完全に分かれる系食材です。注意しましょう。

フークアです。七人の侍も荒野の七人も観たことはあるのですが、相当前に一度観ただけなのであんま覚えてなくて、今の俺にはこいつらとの比較は不可能です。再見しましょう。

個人的にはだいぶ好きです。善玉チームが多人種なのは社会的メッセージ的なアレじゃなくて面白さを追求したら自然にそうなったとフークアは言ってるっぽいですが、ワイスピとか考えても今の時代では多人種チームはそれだけで上がる要素なので、普通にそうなのでしょう。というか近年喜ばしいのは、マイノリティに対して偏見をなくしましょうとかそういうベクトルじゃなくて、そんなことハナから気にしてない的な態度こそかっこいい的な流れになってきてることです。最たるものは『ズートピア』(16年)でしょうか。

あとクリプラのクリプラ力(ぢから)というか、宇多丸師匠も仰っていましたがクリプラはチームが似合いますね。ちょっとうざいくらいの身勝手だと思ってた奴が一番仲間思い、みたいなやつはいいですね。あとYouTubeにクリプラのかっこいい手品の動画があります。プリクラではありません。注意しましょう。

この映画を観ながら「人に迷惑をかける奴が死ぬのは気持ちがいいなあ」と思って、観終わった後にバイト先に寄ってマグニフィセントセブン面白かったですよーとか言ったら店長に「お前今日出勤だよ?何してんの?」と言われて視界がホワイトアウトしていくという、実は俺が多大な迷惑をかけていたという事案もありました。みなさんも気を付けましょう。ナイスバトル。

沈黙 サイレンス

失敗をしました。キセキなんか観ないで素直にこっち観とけばよかったのです。絶対に学習をしましょう。爆弾処理はあくまでボランティアなのです。

若造なので原作は未読。買いました。さっき。秘宝読み終わったら読みます。意識が低い。

スコセッシが遠藤周作をやるってんで当然期待はしますが、キリスト教とか日本史とか本当興味ないし、まあ言うてもハリウッドなんで変な日本描写もちょっとはあるでしょうしと思ってましたが、その辺の懸念完全に無意味だったので、なんか、さーせん。

スコセッシで一番好きなのは『キング・オブ・コメディ』(82)で、次いで『タクシードライバー』(76)か『グッド・フェローズ』(90)か『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)かって感じなのですが、下手したらKoCより好きかもしれん、いやどうだ?みたいな感じです。そんぐらい沈黙はやばい。KoCを再見してバトルさせる必要がある。

書いた通り、スコセッシ最高傑作候補です。お得意の裏切りも炸裂。宇多丸師匠も仰ってましたがスコセッシは毎回ユダ的なキャラクターが出てくるんですよね。しかもそいつの言動もわかるし感情移入できるから余計しんどい。そういうのがスコセッシっぽいと思います。単純な悪としても描けるのにそれをしないのさ。

これも宇多丸師匠が仰ってましたが、要所要所で入ってくるキリストの顔とキチジロー(窪塚洋介)の顔を寄せてきてるのは完全に意図的だしなんなら教徒役の日本人みんな結構意図的なキャスティングのような気もする。個人的には小松菜奈が良かったですね。『渇き。』(14)は完全にドラッグのメタファーとしての神的な役だし、『バクマン。』(15)も佐藤健がすがる女神的な役だし、『溺れるナイフ』(16)では無理して「普通」(このカギかっこは宇多丸師匠が言うところの「かっこ付き」みたいなもんだと思ってください)に染まろうとするアイドル(アイドルは直訳すると偶像、宗教的な意味)の役(つってもあの映画では神はフィリップなのですが。これは仮面ライダーWとも通じる)というトリッキーな描き方(山戸結城監督はアイドル的なるものを描かせると最強だと思う)をされており、どっちにせよ人並外れた存在感の持ち主なので、今回の貧乏な被差別者の百姓の娘(じゃねえのかな、描写されてない)みたいな感じの薄汚れた見た目でも「可愛い」「美しい」では形容しきれない存在感の凄みを感じる。どうでもいいですが私は彼女のファンです。蹴られたいというより『凶悪』(13)のリリー・フランキーみたいにスタンガン攻撃をされたい。んで小松さんがめっちゃ笑う。

バイオレンス描写も良かったですね。日本ではPG12で済んで良かったですね。向こうではR指定らしいです(ラッパーではない)。綺麗な庭園に赤いラインが引かさるのを檻の中から見る主観ショットがやばい。あと何と言っても逆さ吊りでしょうね。こわいよう。

この映画がピンとこなかった人は思考訓練としてキリスト教を海外から輸入されてきた文化に当てはめてみましょう。ヒップホップでもロックでもジャズでも洋食でも洋画でもいいです。俺ならヒップホップ好きがばれたら殺されるしそれでも聞きたかったら絶対ばれない状態でこっそり聴かなければならない、MPC1000なんて持ってるのばれたら家族も皆殺し、当然自分でラップしてみるなんて不可能、と思ったら死にそうになるでしょう。宗教なんてそれのもっと強い版でしょうからもう人生終わりです。NasIllmaticバイナルを踏んで割らなければ生きていけないんですよ。生きるために割ってもその後が超しんどいでしょう。だって罪悪感やばいしずっと仲間だったヘッズに裏切り者扱いされるわけですよ。しんどいでしょう。そういうことです。

というわけで大傑作でした。キセキなんて観てる暇なかったですね。ナイスバトル。

キセキ あの日のソビト

映倫のマークあるじゃないですか。細長い丸の中に映倫って書いてあるあれです。この映画のフライヤーではあれをサンプリングして「青春 爽やかすぎ」と書いてあって、これを見てやばいなと思って観に行きました。それは映画を観る理由としてどうかと思うのですが、言うなれば手のひらサイズのプラスチックの箱があって、機械が入ってるっぽいけど何だろうとか思っているところに「それ爆弾だよ」とか言われたら本気でびびるけど、真っ黒のきれいな球体から導火線が出ていてチチチチ言ってるタイプの爆弾は爆発するまで見届けたくなるじゃないですか。そういうことです。

火力を上げるために初日に観ました。初回は寝坊したので間に合わず二回目の上映でした。基本的にこの手の作品は地獄度メーターが振り切るのでよっぽどのことがない限り初日は避けるべきです。私はよっぽどのことがなかったので死にかけました。今後は学習します。

私はグリーンは好きでも嫌いでもないというか芸術として認識していないのでなんというか無なのですが、こういう系は最低限対象へのリスペクトというか、ファンに対する気配りさえあればよくて、そういうのに真面目に文句言うのも野暮なんで基本的には触れないつもりでしたが、その最低限のラインすらクリアする気が微塵も感じられなかったので度肝を抜かれました。ファンなら憤死しても不思議じゃないくらい冒涜してるのに、今のところ死亡例は聞かないですね。

具体的には、グリーンは四人組なのにフィリップ以外いなくていい奴扱い、歌詞はぼーっとしてるフィリップが唐突にノートに殴り書きして完成、曲は兄貴に全投げ、ライブシーンなのにスタジオ録音の音源に吹き替えと、なんというかやる気のなさが凄い。全体的に行動原理とプロセスの説明がないので、謎の行動をする未知の生物を観察している気分になります。

仮にも音楽映画なのに音楽が一番手を抜いていたり、仮にも青春映画なのに誰も成長しなかったりします。存在意義とは?

ただ、実際には二時間程度しか経過していないのに五時間ほどに感じられるので、プラセボ的に覚醒時間を延長して入眠時刻を早め、不眠症の治療に役立てるという用途はあります。しかし患者に多大な負担がかかる。あとルドヴィコ拷問に使うとか。

ここまでのタマは滅多にないので、体験としては非常に貴重です。生涯ワースト候補。強敵でした。ナイスバトル。

マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション 字幕4DX2D

おもしろ×おもしろでおもしろが二乗されており、おもしろくないわけがないといった印象です。白黒に関しては暗いシーンなんかではいい感じに黒が潰れて見づらくなって逆にかっこいい的な感じでこれはこれでアリです。ニュークス初登場シーンは白黒の方が好きです。

私は4DXはフォースの覚醒とこいつの二回しか体験していないのですが、極端に酔いやすいとかじゃない限りは一回体験する価値はあると思います。その上で4DX演出がうざいと思うかどうか。これみたいに4DXでも2D上映だったりすると、3D眼鏡がない分煙とかフラッシュとかが露骨に見えるので気になる人はちょっとアレかもしれません。あと前の座席もうねうね動くのでそれが見えるのが嫌なら最前推奨。3Dならあんま気にならないと思います。4DXは感覚としては弱い代わりに長いスターツアーズみたいなもんで、本編は映画なので動かないシーンも多く、スターツアーズは酔うけど4DXは酔わない人もいたりします。俺です。とはいえ高いので普通に観て気に入った映画が4DX上映してたら試しに観てみる程度でいいと思います。ナイスバトル。